(1)名称:第9回家庭医療専攻医研修会「地域診断発表会」

(2)日時:平成30年1月27日(土)15:00~17:00

(3)場所:弓削メディカルクリニック 2階 会議室

(4)対象者:滋賀県内の家庭医療専攻医、指導医、それに類する学習者(開業前研修生など)

(5)内容:各家庭医療学センターの家庭医療後期研修生および開業前研修生による「地域診断」

      のレポートを発表し、それを用いたディスカッションにて学習交流を実施したいと

      思います。

   〇実施する内容

     専攻医に、地域診断を発表いただき、一人終わる毎に、他の専攻医・指導医からの質疑

     応答を行います。

       発表5分、質疑応答10分、で設定しております。

 

(6)申込期限:平成30年1月19日(金)

 

申込方法:次の「Googleフォーム」で申込願います。
     「Googleフォーム」
       
  日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部
        支部長 雨 森  正 記

 

 

<専攻医研修報告書>

 

滋賀家庭医療学センター

一岡慶紀

日時: 2018127日(土)

    1500開始 1700終了予定 

開催場所:弓削MC滋賀家庭医療学センター 1階 医局

対象者:滋賀県で家庭医療後期研修中の専攻医、指導医

       竜王町保健師

参加者(敬称略):雨森正記、中村琢弥、北川貢嗣、一岡慶紀、永嶋有希子、

         辻岡洋人、蒲池正顕、大竹要生、三砂雅裕、喜多理香、田丸大

目的/内容:

    ・滋賀県内の専攻医同士の交流を図る。

  ・地域の専門職に家庭医の活動や特性について理解して頂くと同時に、

専門的な見地から助言をいただく。

    ・地域診断により、家庭医として必要な能力である「地域を診る」力、

そのために必要な情報収集能力を養い、

成果を互いに発表する事で、新たな知見を得る。

 

 【実施内容】

 15001505 開会の言葉

 15051615 地域診断 発表・質疑応答 前半

 16201730 地域診断 発表・質疑応答 後半

 17301735 閉会の言葉

 

<当日報告>

 当日は、家庭の事情などにより、専攻医に3名の欠席者が出たが、発表者と指導医、見学あわせて総勢11名が参加した。当会の目的の一つであった、保健師の参加については、今回は叶わなかったが、次回も、是非、声をかけてほしいとの返事を得た。

 それぞれ、グループホーム職員の熟達差の要因分析や、自施設の診療地域の有病率と大規模臨床試験の結果とを比較した分析、認知症をもつ患者が地域で暮らす事が出来ている地域特性の分析、など家庭医らしい発表が多く、議論は大いに盛り上がり、次年度に向けても多くの収穫のあった会であった。ただ、盛り上がりが過ぎてしまい、予定時間を超過してしまった発表が複数みられた。

 

 次回への改善点として、運営側としてはタイムキーピングの方法の考察、発表内容については情報を調べた経過についての記載の要求が、重要ではないかと考えられた。