第14回家庭医療指導医FD研修会開催要領
1.開催日時 令和 2年11月 3日(火)9:00~11:00
2.開催場所 Web研修会場
3.対象者
・日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部指導医、滋賀県健康福祉部
および滋賀医科大学・附属病院の各責任者
4.研修会の目的および内容
・テーマ:「家庭医療コンソーシアム これからの滋賀県に必要な総合診療医のあり方とその育成とは」
・内 容:本研修会では劇的な変化を迎える総合診療医教育の現場と大学
教育にて、これからの時代における滋賀県での総合診療医のあり
方について総合的に討論する場を提供する。
特に滋賀医科大学と日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部、
他中心的な組織との協調を目指して、おのおのの状況を共有し、
これからの滋賀県での総合診療医教育としての指針を確立させる
ことを目指す。
5.スケジュール
9:05~10:00 第一部(司会進行:中村)
10:00~10:05 休 憩
10:05~10:55 第二部(司会進行:中村)
10:55~11:00 閉会挨拶
以 上
第14回 指導医FD研修会 報告書
弓削メディカルクリニック
中村琢弥
<日本プライマリケア連合学会滋賀県支部 第14回指導医FD研修会>
・開催日時:
2020年11月3日(火 祝日) 9:00~11:00(2時間予定、※必要時は12時まで延長)
・参加メンバー:
※今回は事前に招待されたメンバーのみの会合形式※
日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部指導医、
滋賀県健康福祉部 および 滋賀医科大学・附属病院の各責任者
・テーマ:
「家庭医療コンソーシアム これからの滋賀県に必要な総合診療医のあり方とその育成とは」
・内容:
本会では劇的な変化を迎える総合診療医教育の現場と大学教育の現場にて、
これからの時代における滋賀県での総合診療医教育のあり方について総合的に討論する場を提供する。
特に滋賀医科大学とJPCA滋賀県支部、他中心的な組織との協調を目指して、おのおのの状況を共有し、
これからの滋賀県での総合診療医教育としての指針を確立させることを目指す。
・場所/参加方法
形式:zoom開催
・単位申請:
以下の出席登録されることで「日本医師会生涯教育」および「JPCA単位」取得可
・スケジュール:
※全て敬称略※
<司会進行 中村>
8:30~ 入室可能
9:00~9:05 開催挨拶 (雨森)
9:05~10:00 一部 現状確認編
各組織からの総合診療医教育(卒然卒後含む)状況の共有プレゼンテーション
9:05~9:20 ①滋賀医科大学 より
9:20~9:35 ②JPCA滋賀県支部 より
9:35~9:50 ③滋賀県 より
9:50~10:00 質疑応答
(5分休憩)
10:05~10:55 二部 未来創出編
総合的なディスカッションを行い、未来に向けた活動を創出する。
・テーマ)滋賀県全体として可能なアプローチの創出
・具体的なうごきについてのディスカッション
・各団体の今後の活動についての確認
・次回の本会合の開催予定確認
10:55~11:00 閉会挨拶 (雨森)
&スクリーンショット撮影
(関係機関への報告用画像を撮影します)
※必要時は12時まで延長
<終了後レポート>
本日は滋賀県を代表する総合診療家庭医療地域医療の中心をになう11名のメンバーを集めて、少人数でのディスカッションをメインで開催した。まずは滋賀県、JPCA滋賀県支部、そして滋賀医科大学の3部署から、総合診療/地域医療を担う人材育成においての現状と課題を発表いただいた。大学ではフィールドや教員の不足、JPCA滋賀県支部からは大学などのコアな場への参入障壁、滋賀県からは現場情報の不足や連携不足などの課題が提示された。それらを受けて非常に多くのディスカッションを実施し、地域医療拠点の確立や地域の指導医への図書館の開放、滋賀県との適切な情報連携などが具体的に話し合われた。非常に多くの意見がでたため、今後の話し合いの機会の担保、および今後の相談の場の確立としてメーリングリストを設定して持続的に取り組める体制を構築することで短期のアウトカムが形成された。
今後さらに中長期的には様々な大きな成果が生まれうる非常に重要な会合となった。今後に続く会合を設定予定のためそちらでも今回の会合をうけてより有意義な会を実施したい。
以上
14回家庭医療指導医FD研修会 終了後アンケート回答結果
番号 研 修 会 の 感 想
1 非常に中身の濃い素晴らしい会でした。ご意見をどのように生かしていくかが私の宿題です。
2 良い場をご用意くださってありがとうございました。交通整理と今後の企画の土台になる時間だったと思います。
3 滋賀医大、滋賀県の協力体制をとっていくことがとても重要だと感じました。非常に有意義な時間でした!
4 非常に有意義な会でした。今後も続けていただきたいです。
5 これまでの経緯を踏まえての重要な議論ができた。立場や現場が異なるとコミュニケーションが不足して、コラボレーションができなくなるが、今回はそれを打破するきっかけとなる場であった。地域枠学生の支援、卒前教育の中で地域の医師がどれだけ参加できるか?そのインセンティブとは?について、まあ教育の資源(予算や事務方)の重要性も再認識できた。色々あるものが有機的につながることで、滋賀県の地域医療教育の拡充の期待が持てる場になった。
6 有意義な会合でした。ありがとうございました。
7 大学に身を置く立場としては、これまで、いかに地域の診療所に目を向けてこなかったかを反省したところです。これからですね。有意義な話し合いに参加でき、学びを多くいただきました。ありがとうございました。
8 今回この様な場を設けて頂きとても嬉しく思います。日頃から考えていてもなかなかお伝えできていないお話をさせて頂くことが出来ましたし、新たなご意見を頂戴することで次が見えてきたこともたくさんありました。これからが大事ですね。引き続きよろしくおねがいいたします!
9 本日は司会進行を務めさせて頂きました。非常に有意義な会合となり今後の新たな動きが形成されていくことが予想できるものでした。今後ともお願いします。