１．概　要

（１）企画全体の目的：学生に総合診療医の活躍を見せて、ロールモデリングの機会とする。

（２）亀田総合病院での総合診療医の教育実践とシステムづくりの講演内容をヒントに滋賀県での教育やシステムをより良くする学習機会とする

（３）滋賀県内の総合診療研修プログラムの存在を研修医・学生に知ってもらう。

２．講　師

（敬称略）

西　明博（亀田総合病院在宅診療科）

松井善典（浅井東診療所）

３．実施日時

令和５年９月２７日１１時〜１３時　

４．実施場所

滋賀医大第一講義室

５．参加者

参加者１２名（指導医、医学生、大学関係者）

６．タイムスケジュール

11:00〜11:05 オープニング・開会挨拶 （松井副支部長）
11:05〜12:30 メイン講演（西先生）

12:30〜13:00 滋賀県のプログラム紹介（松井副支部長）

７．実際の内容

西先生からキャンサージャーニー（がん患者さんとの出会いから看取りまで）の物語や事例紹介を受け、3つのポイント（救急外来から継続外来、がんの再発、在宅看取り）でディスカッションを行った。

参加学生とも双方向性の議論展開となり、家庭医の役割ややりがい、地域でがんと共に生きる患者さんを支える病診連携やかかりつけ医の役割などを臨床の臨場感たっぷりに学ぶことができた。

最後に、そのような地域志向の医師になれる総合診療医や家庭医療専門医の紹介を行い、県内で学べるプログラムについて紹介した。