名医の郷が贈る 第3回やぶ医者大賞 大賞2名を決定
養父市は、平成28年9月24日(土)に「やぶ医者大賞」の審査会を開催し、第3回の受賞者として2名を決定しました。
受賞者の紹介
○花戸貴司(はなと たかし)医師 (46歳)
■滋賀県東近江市
■東近江市永源寺(えいげんじ)診療所 所長
(選考理由)
東近江市永源寺診療所では、花戸医師が訪問診療を積極的に取り組んでいることもあり、在宅患者数が多く、地域での看取りも増加しており、現在は地域の在宅患者のほぼ半数が自宅での看取りがされています。
赴任当初より多職種連携を重視し、地域の医師・歯科医師・看護師・薬剤師・行政・ボランティアなどで構成する多職種連携会議を行っています。
医療活動だけでなく、地域での少年野球のチームドクターやボランティア活動も積極的にして、地域に密着した活動をしている点も評価されました。
(養父市役所の記者発表文を引用)
名医の郷が贈る 第4回やぶ医者大賞 大賞2名を決定
これは、前回に受賞された滋賀県支部役員花戸貴司先生に続く快挙となりました。
養父市は、平成29年6月10日(土)に「やぶ医者大賞」の審査会を開催し、第4回の受賞者として2名を決定しました。
そのお一人が日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部の臼井恒仁先生です。
○臼井 恒仁(うすい つねひと)医師 (46歳)
■診療所名:地域包括ケアセンターいぶき
■所在地: 滋賀県米原市
■選考理由:大学卒業後、地域医療をこころざし、滋賀県米原市の地域包括ケアセンター「いぶき」の開設当初からのスタッフとして勤務
されました。
その後、沖縄県座間味診療所に派遣されてからは、島で唯一の医師として、地域に溶け込み、島民の医療や健康維持に尽力さ
れました。「いぶき」に再び戻られてからは座間味で覚えた三線を演奏して患者を癒すなど、患者に寄り添い、長年、地域医療
に貢献された点が評価されました。
(養父市役所の記者発表文を引用)
「第8回やぶ医者大賞」受賞者
医療法人北海道家庭医療学センター浅井東診療所所長(滋賀県)
診療所のある長浜市野瀬町は、高齢化率が41.75%と高く、浅井東診療所は、この地区唯一の診療所として、地域住民の医療福祉の拠点となっています。
平成24年から前身のあざいリハビリテーションに勤務され、外来、訪問診療、通所リハの運営と診療を、松井氏を中心に4~7名の複数医師体制・グループ診療で実施されています。
施設看取りにおいては、特別養護老人ホームのスタッフとの連携や生涯学習活動などの実績を積み上げて、一つのモデル連携を構築されています。複数年に渡って滋賀県の施設看取りの講義を担いつつ、厚労省との関わりの中で施設看取りの制度に関わる仕事もされておられます。
また、長浜米原地域医療支援センターの中で、在宅医療を行っている若手医師を中心として在宅医療の診診連携を推進するための委員に就任されたり、長浜市の市民懇談会委員、教育改革プロジェクトの委員も務められたりし、地域医療の立場のみならず市民目線で行政や地域の課題に多職種連携で取り組む活動も実践されるなど、医療・介護・福祉全般において献身的に活動されていることが評価されました。
(養父市役所のホームページを引用)