第11回サイトビジット開催要領

 

1.開催日時  令和5年2月16日(木)13:00~17:00

 

2.開催場所  永源寺診療所(〒527-0231 滋賀県東近江市山上町1352)

 

3.対象者   

(1)永源寺診療所  花戸貴司医師

(2)サイトビジット医師 宮地純一郎医師・木村沙江医師

 

4.目的/内容

(1)指導医が他プログラム実施機関を訪問し、プログラム取組の現状につい

て情報交換する。

(2)外来および訪問の診療・教育環境を重点に学習する。

 

5.スケジュール

   13:00~17:00

(1)外来・訪問診療教育に関する視察・学習

(2)診療の前後を通じて、診療見学・プログラム紹介および情報交換

指導体制に関する討議共有

 

 

以 上


日本プライマリ・ケア連合学会 後期研修プログラム

サイトビジット実施報告書

 

 

作成 2023 2 26

地域ブロック名

近畿 滋賀

訪問先プログラム名

滋賀家庭医療学センター

訪問者

旅費区分

リーダー

所属プログラム名

氏  名

E-mailアドレス(計画書と同じ場合は省略可)

支給

関西家庭医療学センター

宮地純一郎

jumya80@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不支給

 

関西家庭医療学センター

木村 沙江

s.kimura@hcfm.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訪問日時

2023216日 木曜日   1300 1700

訪問先施設名

   東近江市永源寺診療所

 訪問先最寄り駅

行き

八日市駅

帰り(行きと異なる場合のみ記入)

 

                   

 

 


 

形成的評価  大項目ごとに、細目を参考に観察インタビューし、形成的評価を記入して下さい。

1. プログラム全体のカリキュラム

1-1 目標

1-1-1どのような目標が設定されていますか?

1-2 方略

1-2-1どのような研修スケジュールになっていますか?特に工夫している点は何ですか?

1-2-2プログラム管理、研修医への全般的な支援、研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

1-2-3どのような学習資源が用意されていますか?

1-2-4これらに要する予算をどのように確保していますか?

1-3 評価

1-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

1-3-2カリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

プログラム全体についての形成的評価(自由記述)

6ヶ月の研修において、専攻医1年目をメインに受け入れているが、月ごとの大まかな目標と行うべき活動を6ヶ月間指導医がある程度の柔軟性を保ちつつも概略で準備がなされており、初期研修医を終えた直後で診療所セッティングに慣れていない専攻医であったとしてもある程度のガイドの中で研修をスタートアップできるようになされていました。

 

2. 家庭医療専門研修のカリキュラム

2-1 目標

2-1-1どのような目標が設定されていますか?

2-2 方略

2-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

2-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

2-2-3プログラム責任者と家庭医療専門研修指導医との意思疎通はいかがですか?

2-2-4後期研修医が記載したカルテを見せてください。

2-2-5実際の臨床指導の場面を見せてください。

2-2-6カンファレンス等の様子を見せてください。

2-2-7施設内を見学させてください。

2-3 評価

2-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

2-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

2-3-3家庭医療専門研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?


家庭医療専門研修についての形成的評価(自由記述)

一つの診療所に勤務する中で、個別具体的な手技から、そこに通院する家族・患者のコンテクスト、地域の状況まで徐々に掴むことができるような目標設定がされていました。

 

3. 内科研修

3-1 目標

3-1-1どのような目標が設定されていますか?

3-2 方略

3-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

3-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

3-2-3プログラム責任者と内科指導医との意思疎通はいかがですか?

3-3 評価

3-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

3-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

3-3-3内科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

内科研修についての形成的評価(自由記述)

今回は、永源寺診療所のみのサイトビジットのため、評価行わず。

 

4. 小児科研修

4-1 目標

4-1-1どのような目標が設定されていますか?

4-2 方略

4-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

4-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

4-2-3プログラム責任者と小児科指導医との意思疎通はいかがですか?

4-3 評価

4-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

4-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

4-3-3小児科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

小児科研修についての形成的評価(自由記述)

今回は、永源寺診療所のみのサイトビジットのため、評価行わず。

 


 

5. その他の領域別研修

5-1 目標

5-1-1どのような目標が設定されていますか?

5-2 方略

5-2-1どのような診療科での研修を取り入れていますか?

5-2-2どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

5-2-3研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

5-2-4プログラム責任者と各科指導医との意思疎通はいかがですか?

5-3 評価

5-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

5-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

5-3-3各科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

その他の領域別研修についての形成的評価(自由記述)

今回は、永源寺診療所のみのサイトビジットのため、評価行わず。

 

6. ポートフォリオ指導

6-1 進捗管理をどのように行っていますか?

6-2 作成支援をどのように行っていますか?

6-3 提出ポートフォリオの評価をどのように行っていますか?

ポートフォリオ指導についての形成的評価(自由記述)

永源寺診療所での研修中も週に半日、基幹施設に戻りそこでポートフォリオ指導を受けるという体制を取っていました。施設の指導医同士の合意と役割分担がなされていれば、このような形で、経験豊富である特定の地域で熟達した指導医のもとで働きながら、家庭医療の理論を学ぶという研修ができるため、他のプログラムにおいても参考にすべき内容だと思いました。

 

 

7. FD

7-1 家庭医療専門研修の指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

7-2 各科指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

FDについての形成的評価(自由記述)

今回は、永源寺診療所のみのサイトビジットのため、評価行わず。

 

8. 後期研修医のキャリア支援、メンタルサポート

8-1 これらについてどのように行っていますか?

8-2メンターシップがとられていますか?

後期研修医のキャリア支援、メンタルサポートについての形成的評価(自由記述)

週に半日、基幹施設に戻り、集まる形で機会を取っておられました。

 

9. 外部との交流には、どのようなものがありますか?

 

 

10. 後期研修医からの全般的な評価(後期研修医へのインタビュー)

未実施

 

11. その他、訪問者が気付いた任意の項目

私の診療所の専攻医が同行して、永源寺診療所の指導医の訪問に同行しましたが、外来の様々な熟練の技、その背景にある患者・家族との関係性の深さ、その関係性の深さをどのようにその指導医は意識的に深めてきたか?などについて話題にすることができました。病気ではなく生活を診るということを徹底した医師の実践のためにどのような能力が必要なのか?という議論も出来ました。

このような別施設の指導医の訪問診療を指導医と専攻医がペアになって見学し、議論をすることそのものが施設間交流や専攻医の学習に寄与すると思われ、何らかの形で事業として行えると良いかと思いました。

 


 

 

12. このプログラムから訪問者が学んだこと、参考になったこと

初期研修医を終えた直後で大きく診療セッティングが異なるところで研修を始める場合に、ある程度その診療所で経験できる目標をラダーのように1ヶ月ごとに設定しておくことが、専攻医の成長のガイドになること。

 

13. 総評

初期臨床研修を終えて、総合診療医研修に入ったばかりの専攻医のガイドを診療所でどのように行うべきか?についての一つのモデルケースであった。加えて、長年地域の生活に密着して診療実践している指導医と、プログラムの基幹施設の指導医の連携のあり方も参考になった。

 

 

 

 

 

 

 

14. 今回の訪問を機にプログラム間の連携事業のアイディアが生まれたら記載して下さい。その際、学会に要望することがありますか?

611に記述しました。

 

 

以上


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