「令和5年度 家庭医専門医学習会(湖北家庭医療フォーラム」開催要領
1.主 催:日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部
2.開催日時:令和6年1月13日(土)16:00~18:00
3.開催場所:長浜赤十字病院(〒526-0053 長浜市宮前町14−7) 0749-63-2111
4.開催テーマ:
「湖北の総合診療・家庭医療の研修の強みと課題」
5.開催内容:
湖北地域での病院勤務の総合診療医や診療所・クリニック研修中の専攻医などから日々の仕事や研修で感じている課題や今の働き甲斐について複数発表をしていただき、その強みと課題を分析する。
そして外部講師の助言や日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部の指導医陣を交えた意見交換を実施する。
6.参加対象者
①滋賀県湖北地域の日本プライマリ・ケア所属の指導医
②滋賀県湖北地域の日本プライマリ・ケア所属の専攻医
③滋賀県湖北地域の日本プライマリ・ケア所属の多職種従事職員
7.スケジュール
16:00~16:05 開会挨拶 雨森正記 先生
16:05~17:00 第一部:仕事や研修で感じている湖北の課題や今
の働き甲斐につき複数名から発表。外部講師や指導医陣を含めて意見交換する。
17:00~17:10 休 憩
17:10~17:55 第二部:フリーディスカッション
17:55~18:00 閉会挨拶 松井善典先生
終了後アンケート回答依頼
以 上
「令和5年度 家庭医専門医学習会(湖北家庭医療フォーラム」開催要領
1.主 催:日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部
2.開催日時:令和6年1月13日(土)16:00~18:00
3.開催場所:長浜赤十字病院(〒526-0053 長浜市宮前町14−7) 0749-63-2111
4.開催テーマ:
「湖北の総合診療・家庭医療の研修の強みと課題」
5.開催内容:
湖北地域での病院勤務の総合診療医や診療所・クリニック研修中の専攻医などから日々の仕事や研修で感じている課題や今の働き甲斐について複数発表をしていただき、その強みと課題を分析する。
そして外部講師の助言や日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部の指導医陣を交えた意見交換を実施する。
6.参加対象者
①滋賀県湖北地域の日本プライマリ・ケア所属の指導医
②滋賀県湖北地域の日本プライマリ・ケア所属の専攻医
③滋賀県湖北地域の日本プライマリ・ケア所属の多職種従事職員
7.スケジュール
16:00~16:05 開会挨拶 雨森正記 先生
16:05~17:00 第一部:仕事や研修で感じている湖北の課題や今
の働き甲斐につき複数名から発表。外部講師や指導医陣を含めて意見交換する。
17:00~17:10 休 憩
17:10~17:55 第二部:フリーディスカッション
17:55~18:00 閉会挨拶 松井善典先生
終了後アンケート回答依頼
以 上
湖北医療圏総合診療・家庭医療コンソーシアム報告書
主催:日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部
1.概要 |
湖北地域で研修を行った総合診療・家庭医療の専攻医に湖北での研修の概要や利点・改善点を発表し、また他の専攻医からも追加の意見をもらい、湖北病院をはじめプライマリ・ケアの中核を担う医療機関での総合診療・家庭医療の指導医とともに湖北地域での研修の在り方と将来像について討論し魅力ある教育フィールド構築を目的とした講演会・交流会を行った。 |
2.講師 |
楠井 隆医師(長浜赤十字病院院長) 雨森正記医師(医療法人社団 弓削メディカルクリニック院長) 松井善典医師(浅井東診療所所長) 眞部建郎先生(市街化大学助教 久田祥雄先生(長浜市立湖北病院内科部長) 木村沙江医師(浅井東診療所専攻医) 浦山 守先生(長浜市立湖北病院専攻医) 畑田奈津実先生( 〃 ) 関根浩史先生(弓削メディカルクリニック専攻医) |
3.実施日時 |
令和6年1月13日(土)16:00~18:00 |
4.実施場所 |
長浜赤十字病院 |
5.参加者 |
参加者20名(指導医、専攻医、初期研修医、看護師、医療機関、行政職員) |
6.タイムスケジュール |
16:00~16:05 開会挨拶 雨森正記 先生 16:05~17:00 第一部:専攻医4名からの発表、指導医からの指定発言 17:00~17:10 休 憩 17:10~17:55 第二部:グループディスカッション、全体討論 17:55~18:00 閉会挨拶 松井善典先生・アンケート回答依頼 |
7.実際の内容 |
専攻医の一人目は、複数の医療機関を経験しながら、湖北全体のマッピングを行い、地域資源の把握や医療機関を超えた臨床や連携の経験が積めていた。一方で行政との連携や地域活動におけるグループや団体との連携不足を課題としていた。 学びの多い臨床経験が広いフィールドで積める優れたエリアである一方で、その広さがゆえに把握できない、深く連携できない地域資源もあり、経験や面識のある指導医がその課題と出会ったときに媒介となる仕事も必要と感じた。 意見交換では、複数の指導医で一人の専攻医の事例を扱うとより広い資源紹介になることも提案された。 専攻医の二人目は3年間の湖北地域で出会ったさまざまな事例をオムニバスで紹介し、地域内で連続した役割を担うそれぞれの施設で勤務できたことや、その中での総合医家庭医の役割の違い、そして地域、施設の特性を理解した上で、最適なケアに向けて診療したことがプレゼンされた。いずれも複数の健康問題を抱える高齢者や、複合困難家族など地域課題解決に家庭医・総合診療医の若手がリーダとなっている姿が紹介された。ひとりぼっちで向き合うと途方に暮れる事例だが、各医療機関に経験のある指導医が配置された現状は適切な教育環境である一方で、小さな組織や専攻医/指導医のペアで閉ざされており、定期的な勉強会や交流会を求める声が多かった。 グループと全体の討論では、滋賀県の総合診療の発展を目指し、湖北を一つの拠点とした展開として、大学との連携、専攻医の交流システム、多職種や病診との勉強会や集まる会を持つこと、その場に初期研修医や学生の実習として定期的に迎えることなどが提案された。 またそれらが足場となって、専攻医の確保、また各医療機関との顔の見える関係性が構築され、総合診療の強みとして、アクセスの難しい湖北医療圏においてまずはジェネラルにすべてみますという医師がいて適切に紹介やマネジメントできる体制づくりを目指したいという若手の意見が印象に残った。
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