第7回サイトビジット開催要領
1.開催日時 令和3年2月4日(木)13:00~17:00
2.開催場所 近江診療所(滋賀県米原市新庄77-1)
3.対象者
(1)近江診療所医師(中村泰之)
(2)サイトビジット医師(浅井東診療所 大西規史)
4.目的/内容
(1)指導医が他プログラム実施機関を訪問し、プログラム取組の現状について情報交換する。
(2)外来および訪問の診療・教育環境を重点に学習する。
(3)近江診療所で実施されている専攻医、研修医の指導助言および浅井東診療所(関西家庭医療学センター)の指導について、双方向性の情報提供を行い教育指
導の充実を図る。
5.スケジュール
13:00~17:00 外来・訪問診療教育に関する視察・学習
診療の前後 診療見学・プログラム紹介および情報交換
指導体制に関する討議共有
以 上
サイトビジット実施報告書
作成 令和3年2 月 4日
訪問先プログラム名 |
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JADECOM 地域医療のススメ(米原市地域包括医療福祉センター) |
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訪問者 |
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旅費区分 |
リーダー |
所属プログラム名 |
氏 名 |
E-mailアドレス(計画書と同じ場合は省略可) |
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支給 |
○ |
関西家庭医療学センター家庭医療学後期研修プログラム 指導医 |
大西 規史 |
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JADECOM 地域医療のススメ 指導医 |
中村 泰之 |
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不支給 |
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訪問日時 |
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2021年 2月 4日 木曜日 13時00分 ~ 17時00分 |
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訪問先施設名 |
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①近江診療所 |
② |
③ |
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訪問先最寄り駅 |
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行き |
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帰り(行きと異なる場合のみ記入) |
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形成的評価 大項目ごとに、細目を参考に観察インタビューし、形成的評価を記入して下さい。
1. プログラム全体のカリキュラム
1-1 目標
1-1-1どのような目標が設定されていますか?
1-2 方略
1-2-1どのような研修スケジュールになっていますか?特に工夫している点は何ですか?
1-2-2プログラム管理、研修医への全般的な支援、研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?
1-2-3どのような学習資源が用意されていますか?
1-2-4これらに要する予算をどのように確保していますか?
1-3 評価
1-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?
1-3-2カリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?
プログラム全体についての形成的評価(自由記述) |
プログラム全体についての詳細な内容はあまり把握できませんでしたが、全国各地にあるJ A D E C O M 関連施設の中で様々なセッティングにおいての研修の場があると感じました。特に米原地域包括支援センターは他サイトと比較して圧倒的に地域に根ざしており、地域包括と共に地域を支える医療と福祉の連携を学に最適の場所と考えます。 |
2. 家庭医療専門研修のカリキュラム
2-1 目標
2-1-1どのような目標が設定されていますか?
2-2 方略
2-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?
2-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?
2-2-3プログラム責任者と家庭医療専門研修指導医との意思疎通はいかがですか?
2-2-4後期研修医が記載したカルテを見せてください。
2-2-5実際の臨床指導の場面を見せてください。
2-2-6カンファレンス等の様子を見せてください。
2-2-7施設内を見学させてください。
2-3 評価
2-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?
2-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?
2-3-3家庭医療専門研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?
家庭医療専門研修についての形成的評価(自由記述) |
近江診療所では、明確な教育コンテンツを組み立てたプログラムがあるわけではなく、地域のニーズに答えるように、レジデントのニーズに合わせて診療・研修内容が調整されるものでした。レジデント自らが経験を通して課題を抽出し、指導医のサポートのもとで気づきや学びを得ていく個別性の高い教育となっています。 |
3. 内科研修
3-1 目標
3-1-1どのような目標が設定されていますか?
3-2 方略
3-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?
3-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?
3-2-3プログラム責任者と内科指導医との意思疎通はいかがですか?
3-3 評価
3-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?
3-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?
3-3-3内科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?
内科研修についての形成的評価(自由記述) |
今回訪問では内科研修に関しては見学できず。 |
4. 小児科研修
4-1 目標
4-1-1どのような目標が設定されていますか?
4-2 方略
4-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?
4-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?
4-2-3プログラム責任者と小児科指導医との意思疎通はいかがですか?
4-3 評価
4-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?
4-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?
4-3-3小児科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?
小児科研修についての形成的評価(自由記述) |
複数の内科医がいるだけでなく、小児科医も複数名在籍しているために、より専門的かつプライマリケアセティングに応じた小児科研修を受けることが可能です。また、医療的ケア児の定期訪問診療にも取り組んでいるために、在宅医療の観点でも専門的な研修を受けることができます。 |
5. その他の領域別研修
5-1 目標
5-1-1どのような目標が設定されていますか?
5-2 方略
5-2-1どのような診療科での研修を取り入れていますか?
5-2-2どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?
5-2-3研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?
5-2-4プログラム責任者と各科指導医との意思疎通はいかがですか?
5-3 評価
5-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?
5-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?
5-3-3各科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?
その他の領域別研修についての形成的評価(自由記述) |
併設した児童発達支援部門は積極的に地域のリソースとして機能しており、病院勤務やプライマリケア診療所では関わりの少ない児童支援について学ことができます。 |
6. ポートフォリオ指導
6-1 進捗管理をどのように行っていますか?
6-2 作成支援をどのように行っていますか?
6-3 提出ポートフォリオの評価をどのように行っていますか?
ポートフォリオ指導についての形成的評価(自由記述) |
ポートフォリオ指導の場面については確認できず。 |
7. FD
7-1 家庭医療専門研修の指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?
7-2 各科指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?
FDについての形成的評価(自由記述) |
今回の訪問では把握できませんでした。 |
8. 後期研修医のキャリア支援、メンタルサポート
8-1 これらについてどのように行っていますか?
8-2メンターシップがとられていますか?
後期研修医のキャリア支援、メンタルサポートについての形成的評価(自由記述) |
施設全体として連携している学習者の受け入れ体制が整っているため、慣れない環境で勤めることのハードルを下げる工夫がとられていました。 |
9. 外部との交流には、どのようなものがありますか?
今回の見学では把握できませんでした。 |
10. 後期研修医からの全般的な評価(後期研修医へのインタビュー)
今回訪問日は研修医不在でした。 |
11. その他、訪問者が気付いた任意の項目
見学者・来訪者が多いのか、それぞれの職員から丁寧に施設案内をしていただきました。 |
12. このプログラムから訪問者が学んだこと、参考になったこと
複数の施設を渡り歩けることがJADECOMの長所の一つと考えるが、近江診療所においては圧倒的な地域に根ざした医療を展開していること、指導医の人柄の良さから暖かな研修環境は作られるということを再認識しました。 |
13. 総評
施設および職員は地域のニーズに応えるために全力で働いており、その空気が来訪者にも伝わる魅力的な医療機関でした。このセッティングを活かした近江診療所は、家庭医療を志す若手医師にとって地域を直に感じながら研修ができ、かつ受け入れた体制が整っている環境なので研修に専念できるのではないかと思います。 このような機会を準備してくださった学会滋賀県支部のスタッフの皆様、サイトビジットを受け入れてくださった近江診療所・米原地域包括医療福祉センターの皆様に心より感謝申し上げます。 |
14. 今回の訪問を機にプログラム間の連携事業のアイディアが生まれたら記載して下さい。その際、学会に要望することがありますか?
同じ医療圏内であっても、展開している医療提供の幅は大きく異なるため、施設間交流を行うことでレジデントにとっては積極的に地域のニーズを知ることができるチャンスになるのではないかと思います。それぞれの施設での長所は異なると思うので、今後も交流をできればと思いました。 |