1.開催日時 平成30年 7月 8日(日)10:00~12:00
2.開催場所 (医療法人社団)弓削メディカルクリニック
(滋賀県蒲生郡竜王町弓削1825番地 )
3.対象者
○日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部指導医等 39名
4.目 的
・総合診療専門医の育成制度もはじまり、改めて研修プログラム構築のノウハウを共有し、滋賀県全体の研修の底上げ/安定化を行う。
・特に今回は、研修手帳の利用状況の確認とそのノウハウに焦点をあてる。
・各施設毎に研修プログラムの発達状況に応じてのアドバイスをお互いに
受け、成長の糧とする。
5.スケジュール
10:00~10:15 開会挨拶 雨森支部長 & 自己紹介
10:15~11:00 ①JPCA研修手帳についての振り返り
・各研修施設での使用状況についての口頭プレゼン共有
・小グループに分かれて、問題点の共有&さらなる利用方法の検討
・グループからの共有発表
11:00~11:10 小休憩
11:10~11:55 ②各研修施設の悩みの共有 議論
・各プログラム施設にて10分程度 3-4プログラムから共有
11:55~12:00 閉会挨拶 松井副支部長
6.申込方法(Googleフォーム)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc9_TzzzZZeFWM6YHDuB9E_mVriQVCNMOd9TUutvBJat_o1Ww/viewform
7.申込期限: 平成30年6月25日(月)17:00
日時:
2018/07/08 10:00~12:00
場所:
弓削メディカルクリニック 1F医局
参加メンバー:滋賀県内の指導医層 総勢11名
目的:
・総合診療専門医の育成制度もはじまり、改めて研修プログラム構築のノウ
ハウを共有し、滋賀県全体の研修の底上げ/安定化を行う。
・特に今回は、研修手帳の利用状況の確認とそのノウハウに焦点をあてる。
・各施設毎に研修プログラムの発達状況に応じてのアドバイスをお互いに受
け、成長の糧とする。
タイムスケジュール:
• 10:00 ~ 挨拶 & 自己紹介
• 10:20 ~ ①JPCA研修手帳についての振り返り
• 各研修施設での使用状況についての口頭プレゼン/共有
• 小グループに分かれて、問題点共有&方法検討
• グループからの共有発表
• 11:00 小休憩
• 11:15 ②各研修施設の悩みの共有 議論
• 各プログラム施設毎(15分ずつ 合計3施設)
• 12:00 終了
内容:
滋賀県の家庭医療総合診療教育に携わる指導医の成長の場として、第9回の研修会を開催した。今回は2018年4月より総合診療専門医プログラムが開始されることとなったことをうけて、これまでの自施設のプログラム構築の現状を見つめ直し、それぞれのプログラム間にて双方のノウハウを共有してアドバイスをうけ合う場として設定した。
合計11名の指導医が参加され、その所属や関連からは滋賀県内にあるほとんどのプログラム関係者が参加し意見交換出来る場となったことが確認された。第一部では研修のツールとして運用される(家庭医療研修ではすでに運用されており、総合診療専門研修でも運用が確定している)研修手帳について、実際の運用方法についてのノウハウを共有し合い、発表する場となった。最初には現場指導医代表として北川医師よりその運用の難しさがプレゼンテーションされた。その後のディスカッションでは、研修手帳は紙媒体での運用となっており、非常に現場では煩雑となっているが、それでも知恵を練っていろいろな運用のもと研修医への教育に還元している姿が垣間見られる場となった。また第2部ではそれぞれのプログラム毎の悩みが合計3つのプログラムから語られることとなった。大きく議論の中身は、①よりよい文献抄読会の方式、②レジデントデイの開催方式や文化構築、③遠くの研修施設でのレジデントの現状の把握の困難さ、などについて活発な議論が展開された。
総じて、非常に有意義な、現場ならではの意見が交わされる濃密な時間となった。日曜日の開催となったが学習の場として貴重な機会となった。今後はさらに今回の場ででた意見やアイデアを洗練させて、さらに指導医FD研修会にも反映させていく予定である。