研修医県内定着支援事業開催要領

１．主　催　　　日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部

２．開催日時　　令和　元年　９月１１日（水）１０：００～１６：００

３．開催場所　

（１）医療生協こうせい駅前診療所

（　滋賀県湖南市針３３７－１　）

（２）大津ファミリークリニック

（　滋賀県大津市大門通１１－１１）

４．対象者　　　

○滋賀県および近畿府県の研修希望医学生　１５名

５．目的／内容

（１）バスツアーによる滋賀県内の家庭医療診療所の視察を通じて、研修参加した医学生に滋賀県在宅医療の魅力を発見してもらう。

（２）各診療所の指導医や専攻医との交流を通じて、グループ診療や多職種連携の重要性等幅広い知識を習得してもらう。

６．スケジュール

　１０：００　　　　　　　　滋賀医科大学正門前　　　　出発

　１０：３０　　　　　　　　こうせい駅前診療所　　　　到着

１０：３０～１２：００　　診療所館内案内および説明・研修

１２：００　　　　　　　　こうせい駅前診療所　　　　出発

１２：４０　　　　　　　　大津ファミリークリニック　到着

（昼　食）　　　　　　　　れすとらん風月（三井寺敷地内）

１３：３０～１５：２０　　診療所館内案内および説明・研修

１５：２０　　　　　　　　大津ファミリークリニック　出発

　１６：００　　　　　　　　滋賀医科大学正門前　　　　到着

　その後　解散

以　上

（２）申込方法（Googleフォーム）

　　　　申し込みはこちらから→　https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKnRL2ZKwRZ--sJwaqEldK1TdrvelA4TtxRFj_IrGOaH5CGg/viewform　

〇申込期限は８月２０日（火）です。参加をお待ちしています。

                         滋賀県診療所見学バスツアー（研修医県内定着支援事業）に参加させていただいて

・参加者　

古田尚輝（滋賀医科大学１回生）　田端紀大（滋賀医科大学１回生）

関秀樹（滋賀医科大学１回生）　山上智也（滋賀医科大学２回生）

　柴原健（滋賀医科大学２回生）　大辻寛子（滋賀医科大学３回生）

　坂田陽一郎（滋賀医科大学３回生）　百瀬秀夫（滋賀医科大学４回生）

　吉見伸久（滋賀医科大学４回生）

・日時　

　２０１９年９月１１日（水）　１０時～１６時

・訪問させていただいた診療所

１、こうせい駅前診療所（滋賀県湖南市針３３７－１）

２、大津ファミリークリニック（滋賀県大津市大門通１１－１１）

・感想

　２０１９年９月１１日　私たち滋賀医科大学医学生９名は、滋賀県診療所見学バスツアーに参加させていただきました。はじめに訪問させていただいたのは、こうせい駅前診療所でした。まず、副所長の西澤先生より、診療所の成り立ちから現在の運営についてお話いただき、次に医療生協の組合員の方が、医療生協とはどのような組織か、さらに、診療所の設立や運営に地域の方がどのように参加されているのかについてお話してくださいました。大学では医療の経営や運営について学ぶ機会があまりないため、地域の方々が出資してくださり、地域の方と医療従事者が共に診療所を運営しているという事実に驚いた学生が多くいました。また、診療所内に行政から委託された病児保育があり、診療所が地域に信頼されているということがよく理解できました。

次に、大津ファミリークリニックにも訪問させていただきました。研修医の先生がまず、学生が知りたいであろうこととして、国家試験や、研修病院の見学方法や選び方についてお話してくださいました。専門医研修のことも意識しながら、初期研修病院を選ぶことなど、参考にさせていただきたい情報をたくさん教えていただきました。さらにクリニック内では、ケアマネージャーさんや、訪問看護士さんがお話をしてくださり、多職種と“顔の見える信頼しあえる関係”を築くことの重要性を学びました。また、先生より家庭医だからこそ多くの人の生活や病気に向き合えることを教えていただき、家庭医・総合診療医の魅力を再認識した学生も多くいました。

２つの診療所を訪問させていただいて、医療の現場として大事なことは、地域の方々、患者さんが、信頼してくださり、また、スタッフも地域の方、患者さんに想いを込めて仕事をしているということだと学ばせていただきました。今回は貴重な経験をさせていただき誠にありがとうございました。