１．概要

湖北地域を中心とした病院勤務の総合診療医や診療所研修中の専攻医などを主な対象に、湖北病院をはじめプライマリ・ケアの中核を担う医療機関での総合診療・家庭医療の在り方と将来像について、活躍の姿を示すことを目的とした講演会を行った。

２．講師

髙折恭一医師（市立長浜病院院長）

納谷佳男医師（長浜市立湖北病院院長）

楠井　隆医師（長浜赤十字病院院長）

雨森正記医師（医療法人社団　弓削メディカルクリニック院長）

松井善典医師（浅井東診療所所長）

木村沙江医師（浅井東診療所専攻医）

北川景都医師（浅井東診療所専攻医）

３．実施日時

令和４年１１月２２日（火）１９：００～２１：００

４．実施場所

ＢＩＷＡＫＯ　ＰＩＣＮＩＣ　ＢＡＳＥ（長浜市元浜町７－５）

５．参加者

参加者２４名（指導医、専攻医、初期研修医、看護師、医療機関、行政職員）

６．タイムスケジュール

１９：００～１９：０５　開会挨拶　雨森正記　先生

１９：０５～２０：００　第一部:仕事や研修で感じている湖北の課題や今の働き甲斐につき複数発表。３院長や指導医陣を含めて意見交換する。

２０：００～２０：１０　休　憩

２０：１０～２０：５５　第二部：フリーディスカッション　　

２０：５５～２１：００　閉会挨拶　松井善典先生・アンケート回答依頼

７．実際の内容

病院勤務の総合診療医や診療所研修中の専攻医などから仕事や研修で感じている湖北の課題や今の働き甲斐について複数発表をしていただき、３病院（長浜赤十字病院・市立長浜病院・湖北病院）の院長先生や日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部の指導医陣を含めて意見交換を行った。

アンケート回答も含めた感想として、「今は初期研修医や後期研修医に対して地域医療のプログラムを提供していますが、今後は地域包括ケアの拠点として、一層のハブ機能を提供できればと思います」とか「湖北医療圏の課題」と「総合診療の強み」「湖北に必要な総合診療のアイディアとシナリオ」など湖北在宅医療の将来のための情報交換が出来たのは、大変大きな成果であった。

また、「職場に持ち帰り皆さんと共有し、施策の検討に生かしたいと思います。」など、若い世代の医師の活気も感じられた。