第9回サイトビジット開催要領

 

1.開催日時  令和 3年12月25日(土)14:00~17:00

 

2.開催場所  医療生協こうせい駅前診療所(滋賀県湖南市針337-1)

 

3.対象者   

(1)滋賀県総合診療研修プログラム指導医および専攻医

(2)サイトビジット医師(大津ファミリークリニック所長 中山明子指導医

および三原雅人専攻医)

 

4.目的/内容

(1)指導医および専攻医の講師が後期研修プログラム実施機関を訪問し、プログラム取組状況について情報交換する。

(2)外来および訪問の診療・教育環境を重点に学習する。

(3)プログラム全体の指導体制について討議・共有する。

 

5.スケジュール

 14:00~14:30  開会の言葉・プログラム紹介および情報交換

 14:30~15:30  訪問診療教育に関する施設視察および学習

 15:30~16:00  外来教育に関する視察・学習

16:00~17:00  指導体制に関する討議共有・閉会の言葉

 

 

以 上


日本プライマリ・ケア連合学会 後期研修プログラム

サイトビジット実施報告書

 

 

作成 令和312 25

地域ブロック名

近畿 滋賀

訪問先プログラム名

医療生協こうせい駅前診療所 (滋賀医科大学 総合診療研修プログラム)

訪問者

旅費区分

リーダー

所属プログラム名

氏  名

E-mailアドレス(計画書と同じ場合は省略可)

支給

洛和会音羽病院×大津ファミリークリニック総合診療プログラム 指導医

中山明子

 

 

洛和会音羽病院×大津ファミリークリニック総合診療プログラム 専攻医

三原雅人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不支給

 

大津ファミリークリニック 医師

山田登紀子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訪問日時

2021 12 25日 土曜日   1400   1730

訪問先施設名

①こうせい駅前診療所

 訪問先最寄り駅

行き

 

帰り(行きと異なる場合のみ記入)

 

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

形成的評価  大項目ごとに、細目を参考に観察インタビューし、形成的評価を記入して下さい。

1. プログラム全体のカリキュラム

1-1 目標

1-1-1どのような目標が設定されていますか?

1-2 方略

1-2-1どのような研修スケジュールになっていますか?特に工夫している点は何ですか?

1-2-2プログラム管理、研修医への全般的な支援、研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

1-2-3どのような学習資源が用意されていますか?

1-2-4これらに要する予算をどのように確保していますか?

1-3 評価

1-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

1-3-2カリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

プログラム全体についての形成的評価(自由記述)

プログラムに関する説明は今回の訪問ではありませんでした。

ただ、プログラムが研修医に合わせて比較的自由度が高く、専攻医に合わせて調整出来るところが良い点かな、と思いました(病棟研修が少なくなっているなど)。適宜専攻医と指導医が話し合い、ニーズに応じた研修に適宜修正している様子が見受けられました。

 

2. 家庭医療専門研修のカリキュラム

2-1 目標

2-1-1どのような目標が設定されていますか?

2-2 方略

2-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

2-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

2-2-3プログラム責任者と家庭医療専門研修指導医との意思疎通はいかがですか?

2-2-4後期研修医が記載したカルテを見せてください。

2-2-5実際の臨床指導の場面を見せてください。

2-2-6カンファレンス等の様子を見せてください。

2-2-7施設内を見学させてください。

2-3 評価

2-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

2-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

2-3-3家庭医療専門研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?


家庭医療専門研修についての形成的評価(自由記述)

週に何回振り返りを行っているか、とか、実際のカルテをどの様に使用しているか、などかなり実臨床に近い内容を確認しました。ポートフォリオについても形成的ポートフォリオの作成方法を確認しました。

 

3. 内科研修

3-1 目標

3-1-1どのような目標が設定されていますか?

3-2 方略

3-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

3-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

3-2-3プログラム責任者と内科指導医との意思疎通はいかがですか?

3-3 評価

3-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

3-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

3-3-3内科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

内科研修についての形成的評価(自由記述)

病棟研修ではなく、外来に特化した研修をしている様子でした。ただそれ以上の評価は困難でした。

 

4. 小児科研修

4-1 目標

4-1-1どのような目標が設定されていますか?

4-2 方略

4-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

4-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

4-2-3プログラム責任者と小児科指導医との意思疎通はいかがですか?

4-3 評価

4-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

4-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

4-3-3小児科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

小児科研修についての形成的評価(自由記述)

連携する医療機関の小児科で研修すると共に、外来で研修する中で指導医からフィードバックを受けていました。ただ小児科の専門医が関わる期間は診療所だと少なそうに見えました。

 


 

5. その他の領域別研修

5-1 目標

5-1-1どのような目標が設定されていますか?

5-2 方略

5-2-1どのような診療科での研修を取り入れていますか?

5-2-2どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

5-2-3研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

5-2-4プログラム責任者と各科指導医との意思疎通はいかがですか?

5-3 評価

5-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

5-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

5-3-3各科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

その他の領域別研修についての形成的評価(自由記述)

専攻医に応じて、精神科や整形外科の外来など、週1回の専門的研修を行うなど、それぞれに特化した学習設定がされている点は良いなと思いました。

 

6. ポートフォリオ指導

6-1 進捗管理をどのように行っていますか?

6-2 作成支援をどのように行っていますか?

6-3 提出ポートフォリオの評価をどのように行っていますか?

ポートフォリオ指導についての形成的評価(自由記述)

ポートフォリオ指導の場面については確認できず。ただ提出ポートフォリオとは違い、形成的ポートフォリオは少しずつチェックをしながら記載をしている様子でした。

 

7. FD

7-1 家庭医療専門研修の指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

7-2 各科指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

FDについての形成的評価(自由記述)

当日同施設の研修では判断困難でした。

ただ、ネット環境の配備はされており、施設間の情報共有はしっかりとされている印象でした。

 

8. 後期研修医のキャリア支援、メンタルサポート

8-1 これらについてどのように行っていますか?

8-2メンターシップがとられていますか?

後期研修医のキャリア支援、メンタルサポートについての形成的評価(自由記述)

キャリア支援として、当日いた専攻医は年齢が上の過多であったため、複数の専門医を獲得するのは困難と話あい、研修内容を相談した上で決めている点が素晴らしいと思いました。

 

9. 外部との交流には、どのようなものがありますか?

そもそも診療所自体が地域住民と共に設計された診療所でもあり、運動教室をするようなスペースや、マスク作成のお礼の手紙が掲載されているなど、かなり外部との交流がある様子でした。

 

10. 後期研修医からの全般的な評価(後期研修医へのインタビュー)

詳細を聞く時間は残念ながらなかったのですが、後期研修医その人に特化した振り返り・指導がされている印象はありました(キャパシティや負荷の賭け具合など)。

 

11. その他、訪問者が気付いた任意の項目

 

 


 

 

12. このプログラムから訪問者が学んだこと、参考になったこと

現在のコロナ対策である発熱外来や、事務員を含めた全職員からの患者のフィードバック(何か気になることが少しでもあれば、誰からでも報告をする)など、直ぐにでも自分のクリニックに導入出来ることが多く有り、とても参考になりました。

 

13. 総評

医師同士、看護師同士で交流を重ねる中で、特にコロナ禍で失われつつある医療機関同士の交流を深めることが出来た点がとても良かったと思う。特に事務員からのフィードバックなど、医療者以外からの言葉を如何に出せるような雰囲気にするかどうか、などがとても重要だと思い、今後頑張って行きたい。

 

14. 今回の訪問を機にプログラム間の連携事業のアイディアが生まれたら記載して下さい。その際、学会に要望することがありますか?

 

 

 

以上



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