6回サイトビジット開催要領

 

1.開催日時  令和21211日(金)13:00~17:00

 

2.開催場所  包括ケアセンターいぶき

滋賀県米原市春照58-1 

 

3.対象者   

(1)ケアセンターいぶき指導医、および滋賀家庭医療学センター専攻医

(2)サイトビジット医師(浅井東診療所 大西規史指導医、および成瀬瞳専攻医)

 

4.目的/内容

(1)指導医および専攻医の講師が後期研修プログラム実施機関を訪問し、プログラム取組状況について情報交換する。

(2)外来および訪問の診療・教育環境を重点に学習する。

(3)臨床現場での指導体制やレジデントデイでの現場と教育の連携について討議・共有する。

 

5.スケジュール

 13:00~14:00  開会の言葉・プログラム紹介および情報交換

 14:00~16:00  外来・訪問診療教育に関する視察・学習

 16:00~17:00  指導体制に関する討議共有・閉会の言葉

 

 

以 上


日本プライマリ・ケア連合学会 後期研修プログラム

サイトビジット実施報告書

 

作成 令和212 11

訪問先プログラム名

滋賀家庭医療学センター 家庭医療学専門医コース(その中のケアセンターいぶきのみ訪問)

訪問者

旅費区分

リーダー

所属プログラム名

氏  名

E-mailアドレス(計画書と同じ場合は省略可)

支給

関西家庭医療学センター家庭医療学後期研修プログラム 指導医

大西 規史

 

 

関西家庭医療学センター家庭医療学後期研修プログラム 専攻医

成瀬 瞳

 

不支給

 

 

 

 

訪問日時

2020 12 11日 金曜日   1300   1700

訪問先施設名

ケアセンターいぶき

 訪問先最寄り駅

行き

 

帰り(行きと異なる場合のみ記入)

 

                   

 

形成的評価  大項目ごとに、細目を参考に観察インタビューし、形成的評価を記入して下さい。

1. プログラム全体のカリキュラム

1-1 目標

1-1-1どのような目標が設定されていますか?

1-2 方略

1-2-1どのような研修スケジュールになっていますか?特に工夫している点は何ですか?

1-2-2プログラム管理、研修医への全般的な支援、研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

1-2-3どのような学習資源が用意されていますか?

1-2-4これらに要する予算をどのように確保していますか?

1-3 評価

1-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

1-3-2カリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

プログラム全体についての形成的評価(自由記述)

 今回の訪問では、プログラム全体についての詳細な内容はあまり把握できませんでしたが、診療所研修を1年間ケアセンターいぶきで行うという選択もできることから、より専攻医のニーズに対応しやすいプログラムであると感じました。週1回の弓削メディカルクリニックへのワンデイバックは、異なる教育環境での多様な気づきの場であり、自分の興味関心を見つめ直す良い機会となっているようでした。

 

2. 家庭医療専門研修のカリキュラム

2-1 目標

2-1-1どのような目標が設定されていますか?

2-2 方略

2-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

2-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

2-2-3プログラム責任者と家庭医療専門研修指導医との意思疎通はいかがですか?

2-2-4後期研修医が記載したカルテを見せてください。

2-2-5実際の臨床指導の場面を見せてください。

2-2-6カンファレンス等の様子を見せてください。

2-2-7施設内を見学させてください。

2-3 評価

2-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

2-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

2-3-3家庭医療専門研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

家庭医療専門研修についての形成的評価(自由記述)

 ケアセンターいぶきでは、出来上がった教育コンテンツを与えられるという受け身の教育ではなく、専攻医自らが経験を通して課題を抽出し、指導医のサポートのもとで気づきや学びを得ていく個別性の高い教育が実践されていました。そしてケアセンターいぶきにはその学びの材料が豊富にあるのだと感じました。専攻医の先生自身も主体的な学習スタイルを望んでおり、学習ニーズを大いに満たす研修となっているようでした。

 

3. 内科研修

3-1 目標

3-1-1どのような目標が設定されていますか?

3-2 方略

3-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

3-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

3-2-3プログラム責任者と内科指導医との意思疎通はいかがですか?

3-3 評価

3-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

3-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

3-3-3内科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

内科研修についての形成的評価(自由記述)

今回訪問では内科研修に関しては見学できず。

 

4. 小児科研修

4-1 目標

4-1-1どのような目標が設定されていますか?

4-2 方略

4-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

4-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

4-2-3プログラム責任者と小児科指導医との意思疎通はいかがですか?

4-3 評価

4-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

4-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

4-3-3小児科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

小児科研修についての形成的評価(自由記述)

今回訪問では小児科研修に関しては見学できず。

 

5. その他の領域別研修

5-1 目標

5-1-1どのような目標が設定されていますか?

5-2 方略

5-2-1どのような診療科での研修を取り入れていますか?

5-2-2どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

5-2-3研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

5-2-4プログラム責任者と各科指導医との意思疎通はいかがですか?

5-3 評価

5-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

5-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

5-3-3各科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

その他の領域別研修についての形成的評価(自由記述)

今回の訪問では見学できず。

 

6. ポートフォリオ指導

6-1 進捗管理をどのように行っていますか?

6-2 作成支援をどのように行っていますか?

6-3 提出ポートフォリオの評価をどのように行っていますか?

ポートフォリオ指導についての形成的評価(自由記述)

ポートフォリオ指導の場面については確認できず。

 

7. FD

7-1 家庭医療専門研修の指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

7-2 各科指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

FDについての形成的評価(自由記述)

今回の訪問では把握できませんでした。

 

8. 後期研修医のキャリア支援、メンタルサポート

8-1 これらについてどのように行っていますか?

8-2メンターシップがとられていますか?

後期研修医のキャリア支援、メンタルサポートについての形成的評価(自由記述)

 指導医と専攻医の先生の関係性は非常に良好で、互いに居心地の良い時間・空間が作られている印象でした。今後のキャリアについても率直な思いを相談できているようでした。職場全体の心理的安全性も保たれており、良好な環境で研修をできているように感じました。

 

9. 外部との交流には、どのようなものがありますか?

今回の見学では把握できませんでした。

 

10. 後期研修医からの全般的な評価(後期研修医へのインタビュー)

 専攻医の先生からも大変満足した研修を行えているとお聞きしました。専攻医の先生が求める学習スタイルに合った教育環境であることに加え、今の環境では自分が「許されている」「受け入れられている」とおっしゃっていた言葉が印象的で、指導医の先生方への信頼と安心感が強く伝わってきました。

11. その他、訪問者が気付いた任意の項目

 

12. このプログラムから訪問者が学んだこと、参考になったこと

 学習者のニーズを把握することが教育にとっていかに大切かを改めて認識しました。そういう点で、研修サイトを選択できることは専攻医にとって意義のあることだろうし、ワンデイバックというシステムも多様な気づき・学びを得る良い機会なのだろうと感じました。

 

13. 総評

 専攻医の先生が生き生きと研修されている姿が印象的でした。専攻医・指導医の先生方がお互いに「居心地が良い」と言えるような関係性を構築できており、看護師など他職種からもサポートされている暖かい研修環境でした。また、専攻医の先生の存在も指導医や他スタッフに良い影響を与えており、お互いが支え合い、高め合えるともて良い職場だと感銘を受けました。

 今回のサイトビジットは、プログラム間の交流の機会であるとともに、自身のプログラムの研修を振り返るとても良い機会となりました。このような機会を準備してくださった学会滋賀県支部のスタッフの皆様、サイトビジットを受け入れてくださったケアセンターいぶきの皆様に心より感謝申し上げます。

 

14. 今回の訪問を機にプログラム間の連携事業のアイディアが生まれたら記載して下さい。その際、学会に要望することがありますか?

 COVID-19の影響でオンラインでの繋がりが発展したことから、今後はプログラム間での交流がより活発に行いやすくなるのではないかと思います。他プログラムの教育コンテンツにオンラインで参加したり、他プログラムと共同でオンラインの教育機会を持ったり、よりコンパクトで現実的な連携の実現につながることを期待しています。

 

 

以上


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