第13回サイトビジット開催要領

 

1.開催日時  令和6年2月8日(木)8:40~13:00

 

2.開催場所  浅井東診療所(滋賀県長浜市野瀬町828)

 

3.対象者   

(1)浅井東診療所 松井 善典 医師

(2)サイトビジット医師 田中 いつみ 医師

 

4.目的/内容

(1)4月から指導医になる医師が他プログラム実施機関を訪問し、プログラム取組の現状について情報交換する。

(2)外来および訪問の診療・教育環境を重点に学習する。

(3)滋賀家庭医療学センタ-プログラムの専攻医、研修医などの指導助言について、双方向性の情報提供を行うことにより教育指導の充実を図る。

 

5.スケジュール

   8:40~13:00

(1)外来・訪問診療教育に関する視察・学習

(2)診療の前後を通じて、診療見学・プログラム紹介および情報交換

指導体制に関する討議共有

 

 

以 上

日本プライマリ・ケア連合学会 後期研修プログラム

サイトビジット実施報告書

 

 

作成 2024 215

地域ブロック名

近畿 滋賀

訪問先プログラム名

関西家庭医療学センター

訪問者

旅費区分

リーダー

所属プログラム名

氏  名

E-mailアドレス(計画書と同じ場合は省略可)

支給

滋賀家庭医療学センター

田中いつみ

scfm-tanaka-i@yugemed-scfm.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不支給

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訪問日時

2024 2 8日 木曜日    840 1300

訪問先施設名

    浅井東診療所

     

 訪問先最寄り駅

行き

 

帰り(行きと異なる場合のみ記入)

 

                   

 

 


 

形成的評価  大項目ごとに、細目を参考に観察インタビューし、形成的評価を記入して下さい。

1. プログラム全体のカリキュラム

1-1 目標

1-1-1どのような目標が設定されていますか?

1-2 方略

1-2-1どのような研修スケジュールになっていますか?特に工夫している点は何ですか?

1-2-2プログラム管理、研修医への全般的な支援、研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

1-2-3どのような学習資源が用意されていますか?

1-2-4これらに要する予算をどのように確保していますか?

1-3 評価

1-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

1-3-2カリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

プログラム全体についての形成的評価(自由記述)

運営会議やレジデントミーティング、指導医ミーティングによって、研修生のローテーション情報やプログラムの課題の情報などが共有されている。

 

 

2. 家庭医療専門研修のカリキュラム

2-1 目標

2-1-1どのような目標が設定されていますか?

2-2 方略

2-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

2-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

2-2-3プログラム責任者と家庭医療専門研修指導医との意思疎通はいかがですか?

2-2-4後期研修医が記載したカルテを見せてください。

2-2-5実際の臨床指導の場面を見せてください。

2-2-6カンファレンス等の様子を見せてください。

2-2-7施設内を見学させてください。

2-3 評価

2-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

2-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

2-3-3家庭医療専門研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?


家庭医療専門研修についての形成的評価(自由記述)

プログラムディレクターと専攻医との意思疎通が良好に行われていた。

3. 内科研修

3-1 目標

3-1-1どのような目標が設定されていますか?

3-2 方略

3-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

3-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

3-2-3プログラム責任者と内科指導医との意思疎通はいかがですか?

3-3 評価

3-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

3-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

3-3-3内科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

内科研修についての形成的評価(自由記述)

評価不能

 

4. 小児科研修

4-1 目標

4-1-1どのような目標が設定されていますか?

4-2 方略

4-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

4-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

4-2-3プログラム責任者と小児科指導医との意思疎通はいかがですか?

4-3 評価

4-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

4-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

4-3-3小児科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

小児科研修についての形成的評価(自由記述)

評価不能

 


 

5. その他の領域別研修

5-1 目標

5-1-1どのような目標が設定されていますか?

5-2 方略

5-2-1どのような診療科での研修を取り入れていますか?

5-2-2どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

5-2-3研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

5-2-4プログラム責任者と各科指導医との意思疎通はいかがですか?

5-3 評価

5-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

5-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

5-3-3各科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

その他の領域別研修についての形成的評価(自由記述)

浅井診療所は確認できていないが、施設あたりに従事するスタッフ数が多くなく、連携がとりやすくなっていると感じた。朝の会でひとことをスタッフ全員で日替わりに発表することでスタッフの人となりを知る工夫がなされていると感じた。

訪問診療に関するカンファレンスが議論を目的とされており、多職種も積極的に発言していた。

訪問診療の際に、同行する看護師がよく情報を整理しており、診察中にも積極的に生活状況や症状、介護疲れなどの周囲の状況に関する質問をしていた。また、移動中の車の中でも振り返りが多く行われていて、スタッフそれぞれの省察につながると感じた。

 

6. ポートフォリオ指導

6-1 進捗管理をどのように行っていますか?

6-2 作成支援をどのように行っていますか?

6-3 提出ポートフォリオの評価をどのように行っていますか?

ポートフォリオ指導についての形成的評価(自由記述)

領域ごとに指導する医師が固定されているため、質を保った指導ができている。

進捗管理は積極的に行わないことが、専攻医の自主性を高めていると感じた。

 

7. FD

7-1 家庭医療専門研修の指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

7-2 各科指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

FDについての形成的評価(自由記述)

FDのためのフェローが設けられており、系統的に学ことができる。

 

8. 後期研修医のキャリア支援、メンタルサポート

8-1 これらについてどのように行っていますか?

8-2メンターシップがとられていますか?

後期研修医のキャリア支援、メンタルサポートについての形成的評価(自由記述)

卒業生のキャリアが見えやすい形でホームページなどを閲覧することができ、さまざまであるため参考になる。

 

9. 外部との交流には、どのようなものがありますか?

 

 

10. 後期研修医からの全般的な評価(後期研修医へのインタビュー)

 

 

11. その他、訪問者が気付いた任意の項目

・宿泊施設の近くにレストランと温泉があるのは見学生にとってとても魅力的である。

・訪問診療を自身の車で行くことを導入している。(往診物品を持って帰っている)

・時短スタッフへの配慮が見られる。

・往診バッグの中身の検討は看護師によって行われている。(週1チェック、カスタマイズなどが容易)

・訪問診療に同行する看護師の意識が高い。(看護の視点を積極的に共有、活用している)

・インシデントレポート・Good JobレポートのQRコードが各所に貼ってあり報告ハードルが低いと感じた。またGood Jobを報告することで士気が上がりそうでぜひ導入したい。

 


 

 

12. このプログラムから訪問者が学んだこと、参考になったこと

リクルートにおいて歓談の時間はとても大切で、所長だけでなく専攻医との対話や専攻医と指導医が会話する様子を見ることがプログラムを見学者が評価するのに大切な要素になると感じた。

各サイト離れた場所に所属する専攻医同士が顔を合わせる機会があることによって、帰属意識やプログラムの質改善につながると考えた。

多職種スタッフの自主性や積極性を高めるためにも移動時間での対話や会議での配慮が必要になると感じた。

 

13. 総評

とても楽しそうな雰囲気の職場だと思った。多職種からの意見も活発でその発言を採用する雰囲気ができていた。組織が大きくなるごとに顔の見える関係を続けていくことは難しくなるものの、自身の施設でも残していける仕組みや風土は残していきたいと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14. 今回の訪問を機にプログラム間の連携事業のアイディアが生まれたら記載して下さい。その際、学会に要望することがありますか?

サイトビジットを多職種にもすすめ、その経費も学会で負担することによって家庭医療を取り巻く環境がより良いものになると考える。

 

 

以上