第4回サイトビジット開催要領

 

1.開催日時  令和 元年 8月28日(水)13:00~16:00

2.開催場所  米原市地域包括医療福祉センター「ふくしあ」

(〒521-0083米原市新庄77)

3.対象者   

(1)大津ファミリークリニック 中山明子指導医および専攻医1名

(2)米原市地域包括医療福祉センター長 中村泰之指導医

4.目的/内容

(1)大津ファミリークリニック指導医および専攻医の講師が「ふくしあ」を訪問し、「医療センター」と「児童発達支援センター」2つの機能を併せ持つ「ふくしあ」の地域医療について情報交換する。

(2)「ふくしあ」は、良質なプライマリ・ケアや地域活動の実践をされており、各実施機関のプログラム運営に改善やヒントをもたらしてくれる施設であり、実践効果について学習する。

(3)ユーザー目線で、医療活動の貴重な意見を講師双方が提供しあい、相互理解を深める。

 

5.スケジュール

 13:00~13:10  開会の言葉

 13:10~14:00  後期研修プログラム紹介および情報交換

 14:00~14:10  休 憩

 14:10~15:00  「ふくしあ」の地域活動の実践について学習

 15:00~15:10  休 憩

 15:10~15:50  貴重な意見を講師双方が提供しあい相互理解

15:50~16:00  閉会の言葉

 

 

 

以 上


第4回サイトビジット 訪問結果報告書

日本プライマリ・ケア連合学会 後期研修プログラム

サイトビジット実施報告書

 

作成 令和元年8 29

訪問先プログラム名

滋賀家庭医療学センター(その中の米原市地域包括医療福祉センターふくしあのみ訪問)

訪問者

旅費区分

リーダー

所属プログラム名

氏  名

E-mailアドレス(計画書と同じ場合は省略可)

支給

洛和会音羽病院×大津ファミリークリニック総合診療プログラム 指導医

中山明子

 

 

洛和会音羽病院×大津ファミリークリニック総合診療プログラム 専攻医

三原雅人

 

不支給

 

洛和会音羽病院×大津ファミリークリニック総合診療プログラム 専攻医

井本博

 

訪問日時

2019 8 28日 水曜日   1500   1700

訪問先施設名

①米原市地域包括医療福祉センターふくしあ

 訪問先最寄り駅

行き

坂田駅

帰り(行きと異なる場合のみ記入)

 

                   

 

形成的評価  大項目ごとに、細目を参考に観察インタビューし、形成的評価を記入して下さい。

1. プログラム全体のカリキュラム

1-1 目標

1-1-1どのような目標が設定されていますか?

1-2 方略

1-2-1どのような研修スケジュールになっていますか?特に工夫している点は何ですか?

1-2-2プログラム管理、研修医への全般的な支援、研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

1-2-3どのような学習資源が用意されていますか?

1-2-4これらに要する予算をどのように確保していますか?

1-3 評価

1-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

1-3-2カリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

プログラム全体についての形成的評価(自由記述)

プログラムに関する説明は今回の訪問ではありませんでした。

ただ、プログラムで研修できる施設の選択肢がとても広く、その事自体が他の総合診療プログラムとは一線を画している印象がありました。

 

2. 家庭医療専門研修のカリキュラム

2-1 目標

2-1-1どのような目標が設定されていますか?

2-2 方略

2-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

2-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

2-2-3プログラム責任者と家庭医療専門研修指導医との意思疎通はいかがですか?

2-2-4後期研修医が記載したカルテを見せてください。

2-2-5実際の臨床指導の場面を見せてください。

2-2-6カンファレンス等の様子を見せてください。

2-2-7施設内を見学させてください。

2-3 評価

2-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

2-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

2-3-3家庭医療専門研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?


家庭医療専門研修についての形成的評価(自由記述)

今回訪問では家庭医療専門研修に関しては見学できず。

ただ訪問診療の件数は多く、一般外来/小児外来の数も多く指導医からのフィードバックも容易に得られる体制であり、研修に不自由はしない環境と思われました。

3. 内科研修

3-1 目標

3-1-1どのような目標が設定されていますか?

3-2 方略

3-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

3-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

3-2-3プログラム責任者と内科指導医との意思疎通はいかがですか?

3-3 評価

3-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

3-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

3-3-3内科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

内科研修についての形成的評価(自由記述)

今回訪問では内科研修に関しては見学できず。

 

4. 小児科研修

4-1 目標

4-1-1どのような目標が設定されていますか?

4-2 方略

4-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

4-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

4-2-3プログラム責任者と小児科指導医との意思疎通はいかがですか?

4-3 評価

4-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

4-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

4-3-3小児科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

小児科研修についての形成的評価(自由記述)

常勤の小児科医が所属していることで、専攻医・研修医の疑問にすぐに答えられる環境。

重症心身症患者の様子をしっかり診察できるのにも配慮されており、貴重な経験になるかと思われる。

5. その他の領域別研修

5-1 目標

5-1-1どのような目標が設定されていますか?

5-2 方略

5-2-1どのような診療科での研修を取り入れていますか?

5-2-2どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

5-2-3研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

5-2-4プログラム責任者と各科指導医との意思疎通はいかがですか?

5-3 評価

5-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

5-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

5-3-3各科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

その他の領域別研修についての形成的評価(自由記述)

小児科の中でも重症心身障害者など、普段では体験できない患者の診療、特に訪問診療を行うことが出来るのはとても貴重な体験が出来る施設だな、と感じました。

 

6. ポートフォリオ指導

6-1 進捗管理をどのように行っていますか?

6-2 作成支援をどのように行っていますか?

6-3 提出ポートフォリオの評価をどのように行っていますか?

ポートフォリオ指導についての形成的評価(自由記述)

ポートフォリオ指導の場面については確認できず。

 

7. FD

7-1 家庭医療専門研修の指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

7-2 各科指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

FDについての形成的評価(自由記述)

当日同施設の研修では判断困難でした。

ただ、ネット環境の配備はされており、施設間の情報共有はしっかりとされている印象でした。

 

8. 後期研修医のキャリア支援、メンタルサポート

8-1 これらについてどのように行っていますか?

8-2メンターシップがとられていますか?

後期研修医のキャリア支援、メンタルサポートについての形成的評価(自由記述)

当日同施設に後期研修医は不在のため判断困難でした。

 

9. 外部との交流には、どのようなものがありますか?

他職種との交流や、市の施設との交流もあり他の施設研修よりもより医療以外の分野で刺激になると思われる。

 

10. 後期研修医からの全般的な評価(後期研修医へのインタビュー)

当日同施設に後期研修医は不在でした。

11. その他、訪問者が気付いた任意の項目

 

12. このプログラムから訪問者が学んだこと、参考になったこと

他施設とのつながりについて、少しずつ知人からの紹介で小児科医・眼科医・技師さんなどとの関わりを増やしていったことからも、人とのつながりが如何に大切かがとても参考になりました。

 

13. 総評

医療以外の分野とつながりを強めることの大切さをとても実感しました。

また、米原市の小児のために出来る事に可能な限り全て取り組まれていることがとても印象的でした。

患者が家で見て欲しい、と言った時点で、診療所/病院側がNoと言う選択肢はない、とおっしゃられた先生のお言葉がとても印象的で、私自身も今のプログラムで訪問診療を行っていく上でその姿勢を見習わせて頂きたいと思いました。

 

14. 今回の訪問を機にプログラム間の連携事業のアイディアが生まれたら記載して下さい。その際、学会に要望することがありますか?

希望があれば、プログラム間で短期間研修などが行えると面白いとは思いました。ただそうなると自分の施設での研修期間が短くなってしまうので難しいところか、と思いました。

 

 

以上