在宅医療多職種キャリアアップ研究会第18回企画委員会 会議録
(出席者)雨森先生、花戸先生、佐々木先生、松村先生、小池委員、西井委員、楠神委員
澤谷委員、新村委員、森委員、前田委員、土屋委員 計12名
(その他出席者)金岡副参事、清水 計2名
1.開催日時 令和3年1月18日(月)19時~20時
2.開催場所 オンラインZOOM開催による
3.協議事項
(1)今年度研究会の成果と反省点について
一方通行の講演でなく、絶えず講師と司会が対話しており、適切に視聴者からのコメントもテンポよく拾ってくれて、双方向性が維持されていた。熱中出来て飽きなかった。拾い上げた質問の質も高かった。体験コーナーは楽しかったが、対象にどう伝えるかなどの工夫は必要。再配信してもいいのではないか?事前の資料も提示してくれて、それを見て講演に臨めたので、理解がより深まった。オンサイトも、意見交換が出来て良かったので、少人数なら良いのではないか?グループディスカッションもあっても良いのではないか
※研究会報告書および視聴者アンケート結果は別添のとおり
(2)来年度研究会のテーマと開催時期について
○開催日:2021年10月3日(日)、オンライン開催
次年度メインテーマの方向性
〇コロナで分断?されがちの多職種関係性の再構築
○コロナ禍でそれぞれの職種がどうかわったか?
〇閉じこもり社会での社会的処方のような役割
○次回会議:2021年4月26日(月)19:00~
〇以下、キャリアアップ研修会 次回のアイデア ブレインストーミング
・オンラインでよいと思います。内容は、昔、参加させて頂き、GWが楽しかった。いろんな職種が入られて、お話ができた。症例に対してGWができたのが印象に残っています。
・山崎さんからの続きで、社会的処方など、地域での取り組みなど紹介してもらうのも良いと思います。
・コロナ禍で人と会うことが少なくなり、オンラインでの場が増えて、コミュニケーションが減っているように感じています。メールの文書もきつくなったりして、お悩みなどを聞くのも良いのかなって思います。
・多職種で何ができるか? 症例を通じて、東近江では三方よしがあったりと多職種の会がある。顔見知りの中でZOOMは良いが、初対面でのZOOMは難しい面もある。今のコロナ禍の中で+面になったことを共有しても良いのではないか? 悲観的に捉えるのではなく、今回の制度改正もあり、栄養士も奮闘して皆さんとのチーム力をあげていきたい。成功体験など情報共有しても良いのでは? +の話し合いをしたい。
・オンラインでの双方向で、多職種が何を考えているのかなど情報共有していきたい。コロナ禍でどのような工夫をしているのか? グレイクアウトルームなども活用してGWを行いたい。
・オンデマンド方式は今後も取り入れたい。又コロナ禍以外では、地域共生社会についても考えたい。
・コロナ禍でいうと、病院に行くのが怖い、デイサービスもいけないと、介護する人の負担が増えている。介護をする人のサポートなど、オンラインでされている方がおられたら聞いてみたい。コロナ禍で時間ができて、家事をされた方もおられる。高齢者の方の調理方法などあってもよいのではって思います。
・コロナ禍の中での専門職としての役割。もう一つは、今まで狭間にあったような地域共生であったり、支え合いなど、オンラインも使用して活用している。皆さんとしては、この2つのテーマがあるのかなと感じて聞いていました。
・コロナになって工夫されていることを教えて頂けるとありがたいと思います。コロナで変わったことを、皆さんにまとめて頂いておくのがよいと思います。
10年前に新型インフルエンザで大騒ぎしたこと、100年前のスペイン風邪など忘れてしまっている。今の対応を記録に残しておくのもよい。
・コロナ禍でデイサービスを休んで閉じ籠っている人のケアを訪問看護も行っている。コロナ禍で面会できずに亡くなっていく、在宅で最期を迎えたいと思う家族さんがおられる。
・意思決定(ACP)をみんなで考えるのもひとつかと思います。
・PTの視点で言うと、生活不活発病が心配。どうやって地域で予防するのか?
・病院にいると、地域で過ごしている人が、コロナ禍でどうなっているか情報が入ってこない。地域、病院の取り組みを知れるといいのかなって思います。在宅看取りをしたいが面会ができないので、本人の思いを聞けない。
・皆さんの職種がどう変わったか? 社会的処方、コロナ禍での動き。Youtubeの記録がアーカイブとなって10年後に見れても良いのでは? コロナで分断されてしまったので、見つめなおすと新たなヒントがでてくる。
・後半にチャットに意見が多数でてきた。次回は、後半の意見も拾いたい。又コメントに残すなどしたい。
・全体的には似通ったような意見がでている。何度もオンラインで会議をしていると、生の反応を感じにくい。ピンチがチャンスと言われている。新たな生活様式でも、利用者の生活を変わらない。訪問診療は以前と同様にして頂いている。新たな関りがある。GWが大切だとはあらゆる人から聞きます。
4.次年度メインテーマの方向性
〇コロナで分断?されがちの多職種関係性の再構築
○コロナ禍でそれぞれの職種がどうかわったか?
〇閉じこもり社会での社会的処方のような役割