１．概要

（１）指導医および専攻医の指導教育や助言支援の基、初期研修医・医学生の希望者がオンライン研修に参加し、普段の家庭医療学をさらに深く学び、レジデントの悩みを共有することを目的に勉強会を開催する。

（２）滋賀県内初期研修医のプレゼンと振り返りを発表してもらい、「地域の中の病院総合診療の現状と課題」をテーマに、参加者に総合診療医の研鑽の場や姿を知ってもらい討議する。

（３）本来であれば、初期臨床研修病院において、滋賀県下の専門研修プログラムにおけるカンファレンスを再現し、指導や教育、臨床内容のPRしつつ学習を深める機会として企画していたが、コロナ対策としてオンライン研修とした。

２．講師

浅井東診療所　松井善典医師以下指導医５名

大津ファミリークリニック　井本博之医師以下専攻医５名

３．実施日時

2021/02/13  16:00~18:30

４．実施場所

Webによるオンライン研修会

５．参加対象

医学生、初期研修医、専攻医、指導医等および支部会員医師

６．タイムスケジュール

16:00～16:10　開会あいさつ　松井善典　副支部長・ガイダンスと自己紹介

16:10～17:00  髙石先生のプレゼンと振り返り、まとめコメント

17:00～17:10  休　憩

17:10～18:00　宮島先生のプレゼンと振り返り、まとめコメント

　　　　　　　司　会　中村琢弥　先生

16:55～17:00  閉会あいさつ/アンケート案内　松井善典副支部長

７．実際の内容

（１）初期研修医の先生の等身大のプレゼンを聞いて、医師として家庭医として求められる知識や技能、そして態度についてのテーマ・キーワードを考えた。

（２）発表者の成長を促し、研修を応援するための省察を支援したり、学習を促進したりする質問や対話を行い、参加者全員で学習するコミュニティ作りに努めた。

（３）以上の研修会を実施した結果、別紙終了後アンケート回答からも、一連のプロセスで参加した学生や初期研修医は、専攻医になった時の学び方や生涯学習についてのヒントや実体験を得ることができた等の報告内容が大宗を占め、研修会は好評であった。研修参加者は合計１７名でした。

（４）webによるカンファレンスとしたことで、学生や他のプログラムの専攻医・指導も参加したカンファとなり、活発な討論・意見交換ができた。また発表した初期研修医の満足度や達成感も大きく、来年度も継続予定である。