第5回サイトビジット開催要領

 

1.開催日時  令和 元年12月 9日(月)13:00~18:30

 

2.開催場所  浅井東診療所

(〒526-0203長浜市野瀬町828)

 

3.対象者   

(1)関西家庭医療学総合診療研修プログラム指導医および専攻医

(2)サイトビジット医師(弓削メディカルクリニック 大竹要生指導医

および向原千夏専攻医)

 

4.目的/内容

(1)指導医および専攻医の講師が後期研修プログラム実施機関を訪問し、プログラム取組状況について情報交換する。

(2)外来および訪問の診療・教育環境を重点に学習する。

(3)プログラム全体の指導体制について討議・共有する。

 

5.スケジュール

 (8:50~12:00  外来診療に関する視察)

 13:00~13:30  開会の言葉・プログラム紹介および情報交換

 13:30~14:50  訪問診療教育に関する視察・学習

 15:00~18:00  外来教育に関する視察・学習

18:00~18:30  指導体制に関する討議共有・閉会の言葉

 

 

以 上


第5回サイトビジット 訪問結果報告書

日本プライマリ・ケア連合学会 後期研修プログラム

サイトビジット実施報告書

 

作成 令和元年12 30

訪問先プログラム名

関西家庭医療学センター 家庭医療学専門医コース(その中の浅井東診療所のみ訪問)

訪問者

旅費区分

リーダー

所属プログラム名

氏  名

E-mailアドレス(計画書と同じ場合は省略可)

支給

滋賀家庭医療学センター家庭医療学後期研修プログラム 指導医

大竹 要生

 

 

滋賀家庭医療学センター家庭医療学後期研修プログラム 専攻医

向原 千夏

 

不支給

 

 

 

 

訪問日時

2019 12 9日 月曜日   830   1700

訪問先施設名

浅井東診療所

 訪問先最寄り駅

行き

 

帰り(行きと異なる場合のみ記入)

 

                   

 

形成的評価  大項目ごとに、細目を参考に観察インタビューし、形成的評価を記入して下さい。

1. プログラム全体のカリキュラム

1-1 目標

1-1-1どのような目標が設定されていますか?

1-2 方略

1-2-1どのような研修スケジュールになっていますか?特に工夫している点は何ですか?

1-2-2プログラム管理、研修医への全般的な支援、研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

1-2-3どのような学習資源が用意されていますか?

1-2-4これらに要する予算をどのように確保していますか?

1-3 評価

1-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

1-3-2カリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

プログラム全体についての形成的評価(自由記述)

今回の訪問では、プログラムについての詳細な内容はあまり話題に挙がりませんでしたが、専門医取得後に北海道家庭医療学センターのフェローシップコースで学ばれている先生方のお話をお伺いし、歴史ある確立された北海道のプログラムで、遠方の方ともともに学べるシステムは大変素晴らしいと感じました。

 

2. 家庭医療専門研修のカリキュラム

2-1 目標

2-1-1どのような目標が設定されていますか?

2-2 方略

2-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

2-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

2-2-3プログラム責任者と家庭医療専門研修指導医との意思疎通はいかがですか?

2-2-4後期研修医が記載したカルテを見せてください。

2-2-5実際の臨床指導の場面を見せてください。

2-2-6カンファレンス等の様子を見せてください。

2-2-7施設内を見学させてください。

2-3 評価

2-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

2-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

2-3-3家庭医療専門研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

家庭医療専門研修についての形成的評価(自由記述)

今回の訪問では、プログラムについての詳細な内容はあまり話題に挙がりませんでしたが、指導医による指導内容は大変学び深いものであることを今回の見学を通じて心から感じ、専攻医の先生から大変満足した研修を受けているとの声をお聞きしました。定期的に専攻医が目標などを指導医に報告する機会があったり、カルテをチェックしてもらえたりと、丁寧な指導が行われていることを感じました。

3. 内科研修

3-1 目標

3-1-1どのような目標が設定されていますか?

3-2 方略

3-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

3-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

3-2-3プログラム責任者と内科指導医との意思疎通はいかがですか?

3-3 評価

3-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

3-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

3-3-3内科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

内科研修についての形成的評価(自由記述)

今回訪問では内科研修に関しては見学できず。

 

4. 小児科研修

4-1 目標

4-1-1どのような目標が設定されていますか?

4-2 方略

4-2-1どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

4-2-2研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

4-2-3プログラム責任者と小児科指導医との意思疎通はいかがですか?

4-3 評価

4-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

4-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

4-3-3小児科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

小児科研修についての形成的評価(自由記述)

今回訪問では小児科研修に関しては見学できず。

5. その他の領域別研修

5-1 目標

5-1-1どのような目標が設定されていますか?

5-2 方略

5-2-1どのような診療科での研修を取り入れていますか?

5-2-2どのような研修方法を取り入れていますか?特に工夫している点は何ですか?

5-2-3研修指導のための人員配置はどのようになっていますか?

5-2-4プログラム責任者と各科指導医との意思疎通はいかがですか?

5-3 評価

5-3-1研修医のニードや学習成果をいつ、誰が、どのように評価していますか?

5-3-2指導医に対する評価はどのように行っていますか?

5-3-3各科研修のカリキュラムに対する評価とそれに基づく改善はどのように行っていますか?

その他の領域別研修についての形成的評価(自由記述)

今回の訪問では見学できず。

 

6. ポートフォリオ指導

6-1 進捗管理をどのように行っていますか?

6-2 作成支援をどのように行っていますか?

6-3 提出ポートフォリオの評価をどのように行っていますか?

ポートフォリオ指導についての形成的評価(自由記述)

ポートフォリオ指導の場面については確認できず。

 

7. FD

7-1 家庭医療専門研修の指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

7-2 各科指導医の能力向上のために、どのようなことを行っていますか?

FDについての形成的評価(自由記述)

今回の訪問では把握できませんでした。

 

8. 後期研修医のキャリア支援、メンタルサポート

8-1 これらについてどのように行っていますか?

8-2メンターシップがとられていますか?

後期研修医のキャリア支援、メンタルサポートについての形成的評価(自由記述)

具体的な内容についてはお聞きできませんでしたが、研修医と指導医の心理的距離はとても近いように感じ、サポートを得やすい環境であるのだろうと感じました。また北海道家庭医療学センターとも連携していることから、様々なキャリアを選ぶ先輩医師からアドバイスを得やすいだろうと感じました。

 

9. 外部との交流には、どのようなものがありますか?

今回の見学では把握できませんでした。

 

10. 後期研修医からの全般的な評価(後期研修医へのインタビュー)

大変満足した研修を受けておられることをお聞きしました。(他科から転向された先生で、ご自身のキャリアも活かし尊重されながら、新たに総合診療について良い学びをされておられるように感じました。)

11. その他、訪問者が気付いた任意の項目

 

12. このプログラムから訪問者が学んだこと、参考になったこと

施設内の業務改善に大変熱心に取り組まれていることに感銘を受けました。同僚医師からはもちろん、他職種のスタッフからも丁寧に意見を汲み取り、小さな業務改善を積み重ねながら、よりよい体制づくりに取り組まれていました。

 

13. 総評

今回訪問先の医師や他職種のスタッフとともに、お互いの施設での業務内容について共有し意見を述べ合う時間があり、大変意義深いディスカッションができました。双方での業務内容に大きな違いはありませんが、小さな違いはたくさんあり、それぞれの良し悪しについて議論することで、普段当たり前に行なっている業務内容に対して意識を向け、改めてその意義を認識するとともに、さらに改善できるものはないかという視点に立つことができました。また他サイトの指導医の診療に触れ、たくさん私からの質問も受けていただき、アドバイスをいただけたことで、自分自身の大きな学びになりました。

 

14. 今回の訪問を機にプログラム間の連携事業のアイディアが生まれたら記載して下さい。その際、学会に要望することがありますか?

以前にサイトビジットを経験された先生からもご意見がありましたが、プログラム間で短期間研修が行えると良いなと私も感じました。やはりプログラムが違うと研修環境も指導医も異なり、新しい視点からの学びを得られることと、自分の施設で当たり前のようにあるものに改めて意識を向けることができ、日々の自分の施設での学びもさらに充実すると感じました。デメリットや難しさもあるかとは思いますが、今回のようにたとえ1日でも十分ですので、ぜひご検討いただきたいです。もちろんこのサイトビジットの機会が同じ目的を達成できる場でもありますので、このサイトビジットの取り組みを続けていただけるだけでも大変ありがたいと思います。

 

 

以上