申込はこちらから→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScxvecIdiqo0KSqiamp_S-Npvhydav9irlSBLoQMaP54KCr6Q/viewform
記
「第4回 在宅医療多職種キャリアアップ研究会開催要領」
1 主 催
日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部
2 目的
今回のテーマは「地域リ・ハビリテーション」。在宅医療はリハビリテーションを通じて、多職種の「リハ」認識を知り、より良い住民のQOL向上・社会参加を図ることが出来るようになるなど健康管理につながります。病院も含め全職種が関わる問題です。地域包括ケアにおける「ひと」中心としたQOL向上、小児・障がい者・超高齢者を含む地域共生社会の実現に向けて、孤立と対極にある社会参加獲得に向けて、医療・介護・福祉従事者など、様々な人と交流し、介護体験を通じ日頃の悩みを共有し、意見交換を行い、よりよい在宅医療・在宅生活を提供するため開催する。
3 後 援
滋賀県・滋賀県医師会・滋賀県歯科医師会・滋賀県薬剤師会・滋賀県理学療法士会・滋賀県作業療法士会・滋賀県言語聴覚士会・滋賀県看護協会 ・滋賀県訪問看護ステーション連絡協議会・滋賀県栄養士会・滋賀県介護支援専門員連絡協議会
4 日 時
平成30年(2018年)10月28日(日) 13:00~16:30
5 場 所
〒525-0055草津市野路町3023 JR南草津駅西口駅前
ニプロ(株)医療研修施設{ニプロiMEP(アイメップ)}
(TEL 077-564-0610) https://www.nipro.co.jp/corporate/imep/
6 参集者
県内の医・看護学生および在宅医療に関する多職種の学生、県内在宅医療
に取り組む医師や指導医、多職種(歯科医師、看護師、薬剤師、ケアマネジャ
-、PT・OT、ヘルパー等)、養成機関、行政関係者
7 日 程
12:30~ 受 付・開 場
13:00~13:05 開 会 あいさつ 雨森 正記 滋賀県支部長
13:05~13:30 アイスブレーキング
第1部 (記念講演)
13:30~14:05 「地域共生社会つくりにおけるリハビリテーションの役割」
講演者 滋賀県立リハビリテーションセンター所長 川上 寿一 氏
休 憩 14:05~14:15
第2部 (実体験をしてみる)
14:15~15:30 「滋賀県史上最大多職種リハ体験」
あなたも出来る在宅&ベッドサイドリハビリテーションのツボ
セラピストさんが日常生活の注意、運動・介助方法を指導
VRでのリハ、福祉用具体験、薬剤服薬など
第3部 (グループディスカッション)
15:30~16:30 「リハビリテーションと社会的処方・社会参加」
司 会: 佐々木 隆史 氏 (医療生協こうせい駅前診療所長)
16:30 閉 会 あいさつ 花戸 貴司 企画委員会顧問
(滋賀県立リハビリテーションセンター所長)
「地域共生社会を目指した地域包括ケアシステムとリハビリテーション 」をテーマに、多職種の関与や連携促進の大切さ、自助・共助・互助・公助の4つの助・ボランティアの地域共生の重要性などについて、熱心にご講演いただきました。
当日の参加者95名の皆様が、一同に関心を持って拝聴いただきました。
第2部 実体験をしてみる「滋賀県史上最大多職種リハ体験」
あなたも出来る在宅&ベッドサイドリハビリテーションのツボ
セラピストさんが日常生活の注意、運動・介助・食事方法を指導しました!!
Virtual Realityでのリハ、福祉用具体験、薬剤服薬、美味しい食事など多くのリハ体験を楽しく実践していただきました。今後、参加者皆様の益々の活躍が期待されます!!
①「福祉用具・移乗」コーナー
車椅子からベッド、ベッドから車椅子への移動を実演する中で、必要な福祉用具の紹介もしていただきました。
また、それ以外の福祉用具や自助具を常設展示したり、移乗動作を電動でアシストしてくれるもの(ロボット)を使いながらデモンストレートするかたちで紹介しました。
②「日常の評価・トレーニング」コーナー
椅子に座って体を回旋してもらい、レッスン後回旋のしやすさや可動域の伸びを感じていただいたり、立位体前屈を実施しレッスン後この前屈のしやすさや可動域を感じてもらいました。
腰痛等での離職が問題となる中で、介護職さんの日々の自己管理としても役立てていただく内容となっており体験いただきました。
③「食事」コーナー
テーマ「せっかくの嚥下調整食も姿勢が悪けりゃ使えない!」
一同に「姿勢の話と介助のポイント(頚部嚥下音含む)」を聞いてもらい、「嚥下食試食」と「頚部聴診」の体験をしてもらいました。
④「Virtual Riality」コーナー
マイクロソフト製HoloLensを使用
基本的には1回あたり1人1台で、だいたい1~2分程度で終ります。
リハビリの作業療法で用いられるTMTテストなどは、椅子に座ったまま、または立ったままで可能ですが、迷路の中を歩くアプリケーションなどの場合は一定の広さが必要です。
⑤「服薬」コーナー
オブラートの包み方、トロミ剤を使ってトロミの付け方、錠剤の溶け方などの展示を行いました。
多くの参加者の皆様が大変興味を持って服薬の大切さなどに聞き入っていました。
第3部 (グループディスカッション)
「リハビリテーションと社会的処方・社会参加」
症例呈示として、音楽が好きな60代女性が、糖尿病による透析、脳梗塞を発症。
その人をどう支えるか。インフォーマルサービス(助け合い)、社会資源、社会的処方
などがキーワードになりますが、SGDで皆様に考えてもらい、貴重な意見などを発表していただき社会参加の重要性を共有しました。
司会の佐々木 隆史先生 症例呈示者 楠神 渉委員 閉会挨拶 松村 一弘委員