「令和5年度出張レジデント・デイ交流事業」開催要領
1.主 催 日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部
2.開催日時 令和5年 9月 2日(土) 18:00~21:00
3.開催場所 大津市末広町3−3 ひむか
4.対象者
(1)日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部専攻医
(2)専攻医に関心のある初期研修医・医学生
5.目的/内容
(1)専攻医同士が、それぞれの施設間の違いや特色について話をすることによって、それぞれの施設での臨床体制や教育体制について共有することを目的に交流会を開催する。
(2)専攻医以降の今後のキャリアプランについても話し合い、滋賀県の医療にどう関わっていくかについてなど討議する。
6.講師:関西家庭医療学センター医師、滋賀家庭医療学センター医師
7.スケジュール(予定)
18:00~18:10 開会挨拶・ガイダンス
18:10~19:00 各施設の紹介・討議
19:00~20:50 自由感想交流
20:50~21:00 閉会挨拶・まとめ
以 上
出張レジデントデイ事業報告
2023年10月16日
関西家庭医療学センター 木村沙江
滋賀家庭医療学センター 浦山守
2023年9月2日に大津にて両総合診療、家庭医療専攻医による交流事業を行ったため、ここに報告する。
日時:2023年9月2日
参加者:木村沙江、小島崇、木下湧貴、西村瑠璃(敬称略、関西家庭医療学センター所属)田中
いつみ、伊藤哲郎、木村真紀子、浦山守(敬称略、滋賀家庭医療学センター所属)
交流内容:双方のプログラム紹介、違いの認識、討議、今後の展開についての認識共有
利用資料:別添
成 果:2022年にも交流自体は実施したが、on line開催であり、物理的接触がない中で初対面の人間同
士が交流する内容であった。今回は一歩踏み込み、物理的接触がある中で、その場で浮かんだ質
問など、場のダイナミクスに反応した活発な討議があり、一定の成果をあげたものと思われる。
双方のプログラムについてのより深い理解と興味が深化した。そのため、事前に用意した今後の
展開、第2回目以降の交流実施について前向きな意見が見られ、次回以降は資料にあるような双
方のプログラムへの部分的参加やサイトビジット等も実現可能な範囲として捉えることができ
た。
所 感:実際に顔を合わせて話していると、ふとした疑問も気軽に聞くことができ、そういった気軽な
質問から本質的な問いや差異を浮き彫りにする場面が出てくることがあり、on lineでは味わい難
い場面もあった。今後もこのような交流事業が続くことが望ましいと感じた。